フリーアナウンサーとして長年活躍してきた古舘伊知郎さん。
その息子である古舘佑太郎(ふるたち ゆうたろう)さんが、実は ミュージシャンであり俳優 として注目を集めているのをご存じでしょうか。
学生時代に結成したロックバンドでメジャーデビューし、近年は映画やドラマ出演が増え、俳優としての存在感も高まっています。
現在放送中の日本テレビ 『良いこと悪いこと』では高い演技力にSNSでも話題になっています。
古館伊知郎さんの息子さんだということを知らなかった人も多いようです。
今回の記事では、古舘佑太郎さんのプロフィール・家族・学歴・音楽活動・俳優としての経歴・父親との関係まで、分かりやすくまとめてご紹介します。
古舘佑太郎のプロフィール
古舘佑太郎の家族構成まとめ
古舘佑太郎さんの家族は、
父・母・姉・本人・妹の5人家族 とされています。
父:古舘伊知郎さん
フリーアナウンサー・タレントとして長年活躍し、『報道ステーション』の名司会としても知られる超有名人。
独特の実況スタイルやトーク力で、今も多くの番組に出演しています。
母:元テレビ朝日ディレクター(一般女性)
母親は一般人ですが、「テレビ朝日のディレクターとして働いていた」と報じられたことがあります。
現在はテレビに出たりメディア露出はしておらず、詳細なプロフィールは明かされていません。
一般人の姉と妹
古館佑太郎さんは三人兄弟の真ん中で長男です。
姉は佑太郎さんの1歳上、または2歳上とみられていますが、一般人のため名前や職業などは非公表です。
妹は年が近いようですが、詳しい情報はほぼありません。

芸能一家とおもいきや、古館伊知郎さんだけが有名人なんだね。
母・姉・妹は一般人としてプライバシーを大切にしており、ほとんど情報は公開されていません。
佑太郎さん自身も、家族について多くを語らないため、「詳しい家庭情報は控えめ」のスタイルといえます。
古舘佑太郎の学歴まとめ|幼稚舎から大学まで“生粋の慶應ボーイ”
古舘佑太郎さんの学歴は、幼稚園から大学まで一貫して慶應義塾で育った “慶應ボーイ” として広く知られています。
在籍校の流れ
- 小学校:慶應義塾幼稚舎
- 中学校:慶應義塾中等部
- 高校:慶應義塾高等学校(男子校)
- 大学:慶應義塾大学へ内部進学
名門・慶應義塾で一貫教育を受けてきた背景から、育ちの良さや 品のある雰囲気 を指摘されることも多いです。
大学は在籍は確実ですが卒業は公表されていないそうです。
学生時代のエピソード
古舘佑太郎さんの大きな転機は、高校時代にバンド「The SALOVERS」を結成したこと。
- 高3で本格的に音楽活動をスタート
- 大学1年でインディーズデビュー
- 大学3年でメジャーデビュー
学業と並行しながら、精力的にバンド活動を行っていたのが特徴です。
古舘佑太郎の音楽活動まとめ|高校バンドから複数ユニットを経て現在へ
古舘佑太郎さんの芸能界入りのきっかけは、学生時代に始めた バンド活動(音楽活動) です。
高校で結成したロックバンドがプロデビューしたことから、音楽アーティストとしてのキャリアが本格的に動き出しました。
The SALOVERS(2008〜2015)
もっとも知られる古舘さんの最初のバンドが The SALOVERS(ザ・サラバーズ)。
慶應義塾高校在学中の2008年、同級生と結成し、ボーカル&ギターを担当しました。
- 2009年:10代限定フェス「閃光ライオット2009」で審査員特別賞を受賞
- 2010年:インディーズデビュー
アルバム『C’mon Dresden.』リリース - その後メジャーデビューへ
- 2015年3月:バンドは無期限活動休止に
10代で一気に注目された実力派バンドとして知られ、古舘佑太郎さんのアーティストキャリアの原点となる存在です。
ソロ活動(2015〜2017)
The SALOVERSの活動休止後、古舘佑太郎さんはソロ名義で音楽活動を継続。
- 2015年:ミニアルバム『CHIC HACK』
- 2016年:フルアルバム『BETTER』
ライブハウスを中心に、シンガーソングライターとして地道に活動を続けていきます。
「2」→「THE 2」(2017〜2024)
ソロ期間を経て、2017年3月には新バンド 「2(ツー)」 を結成。
のちにメンバー加入を経て「THE 2」に改名します。
- 2017年:アルバム『VIRGIN』
- 2018年:『GO 2 THE NEW WORLD』
- 2021年:活動休止
- 2022年:新メンバー加入で「THE 2」として再始動
- サカナクション・山口一郎さんプロデュース曲「恋のジャーナル」を発表
- 2024年2月22日:解散を発表
The SALOVERSとはまた違う音楽性で支持を集めたバンドでした。
現在(2025年):音楽+俳優の二軸で活動中
2024年の「THE 2」解散後は、
- ソロミュージシャン
- 俳優業
を中心に活動。
2025年は 日比谷音楽祭の出演 が確認されるなど、音楽活動は現在も継続しています。
古舘佑太郎の俳優活動まとめ|映画・ドラマで着実に評価を高める実力派
古舘佑太郎さんの俳優デビューは 2014年の映画『日々ロック』。
音楽活動と並行しながら、映画・ドラマ・舞台で存在感のある役どころを多く演じています。
主な出演映画
- 『日々ロック』(2014年)
- 『笠置ROCK!』(2017年)
- 『ナラタージュ』(2017年)
- 『いちごの唄』(2019年)
- 『アイムクレイジー』(2019年)
※この作品で MOOSIC LAB男優賞 を受賞。 - 『とってもゴースト』(2020年)
- 『海クロールとリトルマンハッタン』(2023年)
- 『PLAY! 勝つとか負けるとかは、どーでもよくて』(2024年)
ドラマデビューは2016年のNHK作品。
特に朝ドラ出演で知名度が大きく上がりました。
主な出演ドラマ
- 『謎解きLIVE 四角館の密室殺人事件』(2016年、NHK BSプレミアム)
松浦尚志役。俳優としての本格デビュー作。 - 『ひよっこ』(2017年、NHK連続テレビ小説)
柏木ヤスハル役。
朝ドラ出演で全国区の知名度に。 - 『赤ひげ』(2017年、NHK BSプレミアム)
- 『ナイト・ドクター』(2021年、フジテレビ)
- 『六畳間のピアノマン』(2021年、NHK)
- 『良いこと悪いこと』(2025年、日本テレビ)
現在放送されているドラマ『良いこと悪いこと』では主人公・高木将(キング)の娘が通う小学校の担任教師で、生徒には優しい一方、キングには強い恨みをぶつける二面性のある人物として描写されます。
放送後には「ヤバい人の演技がうますぎる」「初めて見たけどすごくいい」といった声がSNSで多く上がり、考察ファンから“怪しさと哀しさ”を併せ持つ演技が高く評価されています。
古舘佑太郎と父・古舘伊知郎の親子関係
古舘佑太郎さんと父・古舘伊知郎さんの関係は、現在とても良好で、佑太郎さん自身も「めっちゃ仲良し」と語っています。
ただ、ここに至るまでには父の存在が重かった時期もあり、複雑な想いを抱えていた過去がありました。
昔は「二世」のレッテルへの葛藤が大きかった
佑太郎さんの若い頃は、父の影響で苦しんだ時期もあったようです。
- 「父のコネ」「二世タレント」と言われるプレッシャー
- 音楽の道に進んでも父の名前がつきまとう葛藤
- 伊知郎さんから「お前には音楽の才能がない」と言われた時期もある
この影響で、親子の間に気まずさが生まれ、距離を置いていた時期もあったと語っています。

親が偉大だと子供はプレッシャーだよね。芸能人は特にね

みんな誰かの子供で 誰かの二世なのにね。
現在は関係が改善し、「反抗期終了」を宣言
近年は親子関係が大きく改善し、とても良好な距離感になっています。
- 32歳のときに父が初めて佑太郎さんのライブに来場
- その後、親子の会話が増え、自然に尊敬し合える関係に
- 佑太郎さんは「反抗期終了」とインタビューで明言
お互いを認め合える関係になり、昔の緊張感が嘘のように仲の良さがあふれるやり取りが多くなっています。
2024年『アウト×デラックス』でテレビ初共演
2024年9月26日放送の フジテレビ『アウト×デラックス』 の共演が大きな話題に。
- テレビ初共演
- 親子ゲンカのような軽妙な掛け合い
- 佑太郎さんが「もう帰ってもらっていいですか?」とツッコむ場面も
この放送で親子の素の関係性が見え、「仲良すぎる」「微笑ましい」とネットでも話題になりました。
まとめ
古舘佑太郎さんは、慶應義塾で学びながら音楽活動をスタートさせ、バンドのメジャーデビューやソロ活動を経て、現在は俳優としても幅広く活躍するマルチな才能の持ち主です。
父・古舘伊知郎さんとの関係には葛藤の時期もありましたが、今では“めっちゃ仲良し”と語るほど良好で、2024年にはテレビ初共演も実現。親子の自然な掛け合いは大きな話題を呼びました。
音楽・演技の両面で着実にキャリアを積み重ねている佑太郎さん。今後の出演作や音楽活動にも注目が集まりそうです。

