M-1グランプリ2025で決勝進出を果たし、一気に注目を集めたお笑いコンビ「たくろう」。
独特なキャラクターとクセになるネタで、「気になったけど、どんな芸人なの?」と感じた人も多いのではないでしょうか。
たくろうは、関西を拠点に長年劇場で実力を磨いてきた吉本興業所属の漫才コンビです。
ボケの赤木裕さんによる挙動不審キャラと、きむらバンドさんの的確なツッコミが生み出す独特の世界観は、一度見ると忘れられない魅力があります。
この記事では、たくろうの基本プロフィールからネタの特徴、そしてM-1グランプリ2025での活躍までを分かりやすくまとめました。
たくろうとはどんなお笑いコンビ?
たくろうは、吉本興業所属の漫才コンビで、2016年に結成されました。
関西を拠点に活動しており、よしもと漫才劇場を中心に舞台経験を積み重ねてきた実力派コンビです。
メンバーは、赤木裕(あかぎ ゆう)さんときむらバンドさんの2人。
漫才を主軸にしながらもコントにも取り組み、型にとらわれない独特の世界観を持つ点が特徴です。
若手芸人の中でも、「一度見ると忘れられないキャラクター」「クセになるネタ構成」で注目を集めており、じわじわとファンを増やしてきました。
関西ローカルでの評価にとどまらず、近年は全国区でのブレイクも期待される存在となっています。
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— M-1グランプリ (@M1GRANDPRIX) December 18, 2025
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たくろうのプロフィール(メンバー紹介)
赤木裕さんは、たくろうのボケ担当。
最大の特徴は、舞台上で見せる挙動不審とも言われる独特なキャラクターです。
言葉選びや間の取り方、体の動きまで含めて「不安定さ」を武器にしており、観客の予想を裏切るボケで笑いを生み出します。
一見すると不思議な人物像ですが、その裏には計算されたネタ作りがあり、芸人仲間からの評価も高い存在です。
きむらバンドさんは、ツッコミ担当であり、コンビ名のインパクトでも話題になる存在です。
冷静で的確なツッコミを入れつつ、赤木の世界観を壊さずに広げていくバランス感覚が持ち味です。
「きむらバンド」という芸名自体も個性的で、一度聞くと忘れにくい点は大きな武器。
赤木さんの強烈なキャラをしっかり支えることで、たくろうのネタ全体を安定させています。
たくろう結成の経緯
たくろうのコンビ結成は、2016年3月9日にNSC大阪校の先輩後輩であるきむらバンドさん(36期生)と赤木裕さん(37期生)がきっかけをつかんで実現しました。
出会いのきっかけ
きむらバンドさんがよしもと漫才劇場で「めちゃくちゃおもしろいけど余っている」という赤木裕さんの噂を耳にし、声をかけたのが始まりです。
NSC入学前から地元で漫才をしていた赤木さんの才能に惹かれ、何度か話すうちに意気投合しました。
「たくろう」というコンビ名誕生秘話
コンビ名「たくろう」は、きむらバンドさんの推しである木村拓哉さんと、赤木裕さんの憧れのイチローさんから名前を組み合わせたものです。
木村拓哉さんの「たく」、イチローさんの「ろう」を合わせました。
このユニークな由来が2人の個性を象徴しています。
結成直後からよしもと漫才劇場を拠点に活動し、わずか5か月後の2016年8月にKakeru翔GPで優勝するなど、早々に実力を発揮しました。
たくろうの魅力とネタの特徴
たくろうの最大の魅力は、漫才とコントの両方を高いレベルでこなすバランス力にあります。
漫才ではテンポと会話のズレを生かし、コントではキャラクター性を前面に押し出すなど、ジャンルごとに違った強みを発揮します。
特に印象的なのが、赤木裕さんの「挙動不審キャラ」と、きむらバンドさんの的確なツッコミの対比。
赤木さんの支離滅裂でテンパリ気味のボケに対し、きむらさんが否定せず肯定するツッコミが新鮮で、オール巨人さんや笑福亭鶴瓶さんから絶賛される小気味良いすれ違いを生み出します。
ハイスピード小声漫才とも呼ばれ、素なのか演技かわからないシュールさが唯一無二の世界観を形成しています。
また、よしもと漫才劇場の周年記念ステージに出演するなど、劇場内での評価も高く、実力派としての地位を確立。
YouTubeなどネット上でもネタ動画や企画コンテンツを発信しており、舞台を見たことがない人でも魅力に触れやすい環境が整っています。
M-1グランプリ2025での活躍
たくろうは、M-1グランプリ2025で決勝進出を果たし、一気に注目度を高めました。
M-1グランプリには、結成初年度の2016年から連続出場し、2018年準決勝進出を突破口に、以降準々決勝常連。
2025年で芸歴9年目にして悲願の決勝進出を決め、全国的な注目を集めています。
これがコンビとして初の決勝進出となり、「ついに来た」という声がファンやお笑い関係者の間で多く聞かれました。
大会を通して披露したネタは、これまで積み上げてきたスタイルが存分に発揮された内容で、若手ながら堂々とした印象を残しました。
決勝進出をきっかけに、メディア露出やインタビューも増え、会見や舞台裏での自然体なコメントや表情にも注目が集まっています。
M-1という大舞台で結果を残したことで、たくろうは「実力派若手」から「全国区候補」へと大きくステージを上げたと言えるでしょう。
まとめ
たくろうは、独自のキャラクターと確かなネタ力を併せ持つ、今後が非常に楽しみな若手漫才コンビです。
M-1グランプリ2025での決勝進出は、間違いなく大きな転機となり、今後のテレビ出演や舞台での活躍にも期待が高まります。
劇場で磨かれたネタはもちろん、YouTubeなどの動画コンテンツをチェックすることで、より深くたくろうの魅力を知ることができます。
これからブレイクしていく可能性が高いからこそ、「今のうちに知っておきたい芸人」として、たくろうを追い続ける価値は十分にあるでしょう。
M-1グランプリ優勝目指して頑張ってほしいですね。



