2025年のNHK紅白歌合戦に、歌手の岩崎宏美さんが久しぶりに出演することが話題となっています。
1970年代から日本の歌謡界を代表する歌姫として活躍してきた岩崎さんですが、「なぜ久しぶりの紅白出演なのか」「現在はどのような活動をしているのか」と気になった方も多いのではないでしょうか。
この記事では、岩崎宏美さんのデビューから現在までの経歴や、長年支持され続ける理由について分かりやすくまとめます。
岩崎宏美のプロフィール
岩崎宏美のデビューとブレイクのきっかけ
岩崎宏美さんは1974年、中学3年生のときにテレビのオーディション番組「スター誕生!」でグランプリを獲得しました。
翌1975年4月25日、シングル「二重唱(デュエット)」で正式にデビュー。
続く2作目の「ロマンス」はオリコンチャート1位を獲得し、一躍トップ歌手として注目を集めます。
当時からその高い歌唱力は際立っており、若手ながらも安定した実力派として評価されていました。
数々のヒット曲と確立された評価
1970年代後半から1980年代にかけて、数々のヒット曲を発表しました。
1975年
- 二重唱(デュエット) — デビューシングル
- ロマンス
- センチメンタル
1976〜1977年
- ファンタジー
- 未来
- 霧のめぐり逢い
- ドリーム
- 想い出の樹の下で
- 悲恋白書
- 熱帯魚
- 思秋期
1978〜1979年
- 二十才前
- あざやかな場面
- シンデレラ・ハネムーン
- さよならの挽歌
- 春おぼろ
- 夏に抱かれて
感情表現の豊かさと正確な音程を兼ね備えた歌声は、世代を超えて支持され続けています。
岩崎宏美さんは「歌がうまい歌手」という評価を早くから確立し、日本の歌謡界を代表する存在となりました。
ミュージカル進出と活動の幅の広がり
1980年代後半にはミュージカルにも本格的に挑戦。
1987年には名作ミュージカル「レ・ミゼラブル」でファンティーヌ役を務め、舞台女優としても高い評価を受けました。
その後も音楽活動を中心に、
- 映画の吹き替え
- コンサート・ライブ活動
- 海外公演
など、多彩なキャリアを積み重ねています。
久しぶりに紅白出演と話題に
岩崎宏美さんは近年テレビ露出が以前より少なかったこともあり、今回の紅白出演について「久しぶり」という印象を持つ視聴者も多いようです。
しかし実際には活動を休止していたわけではなく、自身のペースで音楽と向き合い続けてきました。
2025年にはデビュー50周年を迎える節目の年でもあり、紅白出演はこれまでのキャリアを振り返る意味でも注目されています。
岩崎宏美が紅白に起用された理由は「節目の年」
2025年のNHK紅白歌合戦で岩崎宏美さんが久しぶりに出演する大きな理由は、「デビュー50周年」と「昭和100年・NHK放送100年」という節目の年が重なったことにあります。
2025年は岩崎宏美さんにとって歌手デビュー50周年の記念イヤーであり、長年にわたるキャリアの集大成とも言える年です。
また、同年は「昭和100年」およびNHK放送100年という節目の年でもあり、番組側が昭和を代表する名曲やベテラン歌手を“復活組”として起用している年でもあります。
その流れの中で、岩崎宏美さんは節目を象徴する存在の一人として紅白の舞台に戻ってくる形となりました。
披露曲は「聖母(マドンナ)たちのララバイ」
今回の紅白で岩崎宏美さんが披露するのは、代表曲のひとつ「聖母(マドンナ)たちのララバイ」です。
この楽曲は1970年代後半を代表する名曲であり、紅白歌合戦で披露されるのは約40年ぶりとされています。
番組内でも昭和の象徴曲として位置づけられており、往年のファンだけでなく、若い世代にも強い印象を残す選曲となっています。
本人も「良い歌い納め」と語る紅白出演
岩崎宏美さんはリハーサル取材の中で、
「37年ぶりの紅白ですので、良い歌い納めができれば」
「恵まれた50年だった」
と語っており、今回の出演が自身のキャリアの節目であることを強く意識している様子がうかがえます。
また、本番では過去を振り返りながら「以前はラインダンスが嫌だった」と冗談交じりに語る場面もあり、長いキャリアを経た現在ならではの落ち着いた心境が印象的でした。
「歌に集中できる今の紅白」だからこその出演
岩崎宏美さんは、
「今の紅白は歌に集中できる」
「しっかり歌い納めしたい」
とも話しており、企画色の強い演出よりも、歌手としての歌そのものを届けたいという思いが今回の出演につながっていることが分かります。
今回の紅白は、岩崎宏美さんにとって“復活”というよりも、これまでの50年を締めくくる、静かで力強い節目のステージと言えそうです。
まとめ
岩崎宏美さんが久しぶりに紅白歌合戦へ出演した背景には、デビュー50周年という個人の節目に加え、昭和100年・NHK放送100年という時代的な節目が重なったことがあります。
今回披露された「聖母(マドンナ)たちのララバイ」は、約40年ぶりに紅白の舞台で歌われる昭和を代表する名曲であり、岩崎宏美さんの長いキャリアを象徴する1曲でした。
本人も「良い歌い納めができれば」と語っているように、今回の紅白出演は単なる“復活”ではなく、これまでの50年間を振り返りながら、歌手としての原点に立ち返る意味合いの強いステージだったと言えます。
企画色よりも歌そのものを大切にする現在の紅白という場で、岩崎宏美さんの変わらぬ歌唱力が改めて印象づけられました。
節目の年を迎えた今後の活動にも、引き続き注目が集まりそうです。

