透明感あふれる笑顔と、作品ごとに異なる顔を見せる演技力で注目を集めてきた女優・森七菜さん。デビューからわずか数年で話題作に次々と出演し、若手女優の中でも確かな存在感を放っています。一方で「ハーフなの?」「干されたのでは?」といった噂も囁かれ、家族や事務所移籍についても関心を集めてきました。
2025年には映画『国宝』での熱演が高く評価され、女優としての評価をさらに高めています。そんな森七菜さんのハーフ説から家族構成、学歴・経歴、事務所移籍や最新の活動までを詳しくまとめてご紹介します。
森七菜が「韓国ハーフ?」と言われる3つの理由
森七菜さんが「ハーフ」と噂される主な理由は、韓国文化への強い関心、韓国女優パク・ボヨンとの顔立ちの類似、そしてSNSや番組で韓国的な食文化・趣味を見せている点です。
ハーフと言われる理由 1 韓国料理好きで文化に親しんでいるから
森七菜さんはSNSやテレビ、ラジオ番組などで「韓国料理が大好き」とたびたび語っています。
新大久保で韓国料理を楽しむ様子や、韓国式の食べ方をする姿も見られ、韓国文化に親しんでいることから「韓国の血が入っているのでは?」と誤解されやすくなっています。
ハーフと言われる理由 2 韓国女優・パク・ボヨンに似ているから
SNSやネット上では、森七菜さんが韓国の人気女優パク・ボヨンに「目や口元が似ている」と話題になることがあります。
顔立ちや雰囲気が似ているため、外見的な印象の重なりが「日韓ハーフでは?」という憶測を呼んでいます。
ハーフと言われる理由 3 韓国アイドルや韓国語への関心が強いから
中学時代から韓国語を勉強していたことや、韓国アイドルへの憧れをSNSで発信していた森七菜さん。韓国文化への強い関心や学びの姿勢が知られることで、ハーフ説に結びついているのです。
森七菜の家族構成
森七菜さんの家族構成は、母親と5歳下の3人家族です。両親は森さんが小学校3年生の時に離婚し、それ以降は母子家庭で育っています。
森七菜の父親について
父親は大阪府枚方市出身で、料理人として働いています。焼肉店や精肉関係の仕事に携わっていると噂されていますが、詳細は非公開です。
・森さんが「お肉を送って」と頼むと、牛タンの塊などを送ってくれる
・一緒にシュウマイを作ったり、料理を通じて親子の交流が続いている
・ドラマでのキスシーンを見て「泣いてしまった」というエピソードも披露されており、娘を大切に思う姿が微笑ましい
・音楽好きで、玉置浩二さんのファン。娘をカラオケに連れて行き、森さんが歌好きになるきっかけを与えた
離れて暮らしていても連絡や旅行を通じて交流を続けており、温かい父娘関係が保たれています。
森七菜の母親について
森七菜さんは小学3年生のときに両親が離婚し、その後は母親と弟との母子家庭で育ちました。母親は大分県出身で、離婚後は実家のある大分市に戻り、森さんの芸能活動を積極的にサポートしてきました。
・芸能活動のため、大分と東京を何度も往復し、オーディションや撮影現場に同行
・「ステージママ」と呼ばれるほど熱心で、演出に口を出すこともあったが、娘を思う気持ちからの行動
・家庭では「全員がドラゴンボールの道着を着る」といったユニークなルールがある
・手巻き寿司やハンバーグ、玉子焼きなど、母親の料理は森さんにとって「思い出の味」
最近は東京で同居していると報じられており、母娘の仲は現在も良好です。
森七菜の弟について
森七菜さんには5歳年下の弟がいます。一般人のため名前や学校などは非公開ですが、仲の良さがたびたびエピソードとして紹介されています。
・優しい性格で、家事を手伝ったり姉を気遣うこともある
・中学生の頃からエピソードが語られており、現在は高校生くらいと推測される
・SNSで「肉を焼いてくれた」「肩を組んで歩いた」などの仲良しエピソードが紹介されている
・森さん本人は「ゲームが大好きな普通の男の子」と語っている
姉弟の関係は非常に良好で、森さんにとって大切な存在となっています。
森七菜のプロフィール
- 名前:森 七菜(もり なな)
- 生年月日:2001年8月31日
- 出身地:大阪府枚方市生まれ、大分県育ち
- 身長:154cm
- 血液型:A型
- 趣味:筋トレ、ランニング, ダンス、ギター弾き語り、
- 特技:水彩画
- 所属事務所:アーブル(2016~2021)/ソニー・ミュージックアーティスツ
- 所属レーベル:ソニー・ミュージックレコーズ内 gr8!records
森七菜の学歴まとめ
出身小学校
- 大阪府枚方市の小学校に入学
- 小学3年生頃に 大分市立高田小学校 へ転校
- この頃から地元大分で育ち、のちの芸能活動の原点にもつながる生活を送っていました。
出身中学校:大分市立東陽中学校(2014年4月〜2017年3月)
- 部活動は 美術部 に所属し、水彩画が得意でした。
- 自作の作品をSNSに投稿するなど、芸術的な感性を伸ばしていた時期。
- 仲良しグループは「ミジンコ」と呼ばれ、卒業後も交流が続いています。
- スカウトのきっかけ
2016年夏休み、大分の海鮮レストランで牡蠣を食べていたところを芸能事務所にスカウトされ、芸能界入りを果たしました。 - モテエピソード
中学時代から非常に人気があり、親友から「学校全員が七菜を好きになっていた」と言われるほど。
出身高校:大分高校 商業科(2017年4月〜2020年3月)
- 偏差値43の私立校で、一般入試で進学。
- 部活動はしておらず、芸能活動と学業を両立。
- 芸能の仕事で欠席が多いときには、友人がノートやプリントを届けて支えてくれました。
- 友人グループ「べんぐる(弁当グループ)」と仲良く過ごし、青春を楽しんでいました。
- モテエピソードが多数
- 「男子の9割が一度は七菜を好きになった」と親友が証言。
- 学校では「みんな七菜を通る」という言葉が流行するほど。
- 校庭が即席の握手会場になることもあり、芸能人ならではの学生生活を送っていました。
- 卒業間際には下駄箱にラブレターが入っていたことも明かしています。
- 芸能活動をしながらも、友人に助けられ、学校生活をしっかり楽しんでいました。
大学進学はせず
- 2020年に高校を卒業後、大学には進学せずに女優業に専念。
- 高校卒業と同時に本格的に上京し、映画やドラマで次々と注目を集めていきました。
森七菜の経歴
森七菜さんは、2016年に中学3年生の夏、家族と食事中にスカウトを受けて芸能界に入りました。翌年にはドラマや映画に出演し、透明感ある演技で一気に注目を集めます。
- 2016年:行定勲監督のWebCM「ネスカフェ ゴールドブレンド バリスタi」でデビュー
- 2017年:園子温監督のドラマ「東京ヴァンパイアホテル」で女優デビュー
同年「心が叫びたがってるんだ。」で映画初出演、「先に生まれただけの僕」でドラマ初出演 - 2018年:NHKドラマ「やけに弁のたつ弁護士が学校でほえる」で演技力が高評価
- 2019年:「3年A組-今から皆さんは、人質です-」に出演
新海誠監督アニメ映画「天気の子」でヒロイン・天野陽菜役を務め、声優としてもブレイク - 2019年11月:第98回全国高校サッカー選手権大会の応援マネージャーに就任
- 2020年:映画「ラストレター」の主題歌「カエルノウタ」で歌手デビュー
NHK連続テレビ小説「エール」で関内梅役を演じ、全国区の人気を獲得
TBSドラマ「この恋あたためますか」で連ドラ初主演 - 2021年:映画「ライアー×ライアー」で初の映画主演
- 2023年:Netflix「舞妓さんちのまかないさん」で主演
デビューからわずか数年で、映画・ドラマ・アニメ・音楽と幅広い分野で活躍している森七菜さん。地元・大分での学生生活を経て、若手女優の中でも特に注目される存在へと成長しました。
「この恋あたためますか」で共演した中村倫也さんの記事はこちら↓
森七菜が「干された」と言われた理由と真相
結論から言うと、森七菜さんは 「干された」わけではありません。ただし、そうした噂が生まれたのにはいくつかの背景があります。
1. 事務所移籍騒動の影響
森七菜さんは2016年から「アーブル」に所属していましたが、2020年末に突然 ソニー・ミュージックアーティスツ(SMA) へ移籍しました。
- 2021年1月14日、アーブル公式サイトからプロフィールが削除
- 同日に本人のInstagramも閉鎖され、ファンや業界に衝撃を与える
- 翌日にはSMAへの移籍報道が出て、事実上の移籍が確認された
移籍は森七菜さんと母親の強い意向で進められ、報酬や待遇への不満が背景にあったと言われています。しかし契約期間中での移籍だったため「義理を欠いた」と受け止められ、業界内でも波紋を呼びました。
さらに、母親の現場介入が強かったこともあり、スタッフとの摩擦が生まれ、一時的に仕事が減ったことが「干された」と見られた原因の一つです。
2. ドラマ「真夏のシンデレラ」の低視聴率
2023年7月〜9月に放送された月9ドラマ『真夏のシンデレラ』で主演を務めましたが、平均視聴率は 5.7% と月9史上ワーストを記録。
この結果から、一部では「主演女優としての力不足では?」という声も上がり、業界での評価が一時的に落ちました。これも「干された」という噂を加速させる要因となりました。
3. 活動量の一時的な減少
事務所移籍直後からドラマ低視聴率の影響までが重なり、テレビやCMの出演が一時的に少なくなったことで「干された」と言われました。
しかし実際には、2025年現在も映画やCMへの出演は続いており、業界や広告主からの信頼を失ったわけではありません。むしろ映画を中心に戦略的に活動しており、キャリアの質を高める方向にシフトしています。
森七菜の事務所移籍の背景と影響
- 移籍理由:小規模事務所から大手への移籍による待遇改善、母親の意向
- 移籍時のトラブル:契約期間中の移籍で「義理を欠いた」とされ、業界から批判的な声
- 母親の介入:現場への関与が強すぎ、スタッフとの摩擦を招いた
- 移籍後:当初は仕事が減少 → 映画中心に復活 → 現在は安定した活動へ
森七菜さん自身は「感謝の気持ちを忘れず、ファンに笑顔を届けたい」とコメントしており、前向きにキャリアを築こうとしています。
『国宝』での森七菜の評価と影響
2025年最大のヒット作となった映画『国宝』は、興行収入105億円を突破し、邦画実写歴代3位 にランクインしました。森七菜さんは物語の鍵を握る重要キャラクター・彰子を熱演し、その存在感が大きな話題となりました。
レビューでは、
- 「小柄で可愛いのに存在感が際立つ」
- 「共演の吉沢亮や横浜流星に引けを取らない」
- 「ナチュラルに作品に溶け込み、役の本質を表現している」
といった高い評価が相次いでいます。
彰子というキャラクターは「血のプライドにすり減りながらも献身的に支える女性」という難しい役どころですが、森七菜さんはその複雑な心情を繊細に演じ、作品のテーマをより深く引き出しました。
批評家からも「実力派女優としての地位を固めた」と称賛されており、彼女にとってキャリアの転機となった作品といえます。
映画「国宝」で共演した吉沢亮さんの記事はこちら↓
2025年の森七菜出演映画
2025年は、森七菜さんにとって飛躍の年となりました。4作品に出演し、それぞれで違った魅力を見せています。
- 『国宝』(2025年6月公開)
興行収入105億円の大ヒット作。重要キャラ・彰子を熱演し、女優としての評価を大きく高めました。 - 『フロントライン』(2025年6月公開)
小栗旬さん主演の実話を基にした作品で、新型コロナウイルスのクルーズ船内の人々を描写。森さんも重要な役を務め、緊迫した状況下での演技が注目されました。 - 『秒速5センチメートル』(2025年10月公開予定)
新海誠監督の代表作を実写化。森さんは澄田花苗役を演じ、話題性の高いキャスティングとして注目されています。 - 『ファーストキス 1ST KISS』(2025年公開予定)
純愛をテーマにしたラブストーリーで主演。世木杏里役として、可憐でまっすぐなヒロインを演じています。
今後の展望
2026年春には主演映画 『炎上』 の公開が控えています。新宿・歌舞伎町を舞台にした社会派ドラマで、シリアスな役どころに挑む予定。これまでの「可愛らしい」「癒し系」のイメージを超えて、さらなる演技の幅を見せる作品になると期待されています。
2025年は映画出演が相次ぎ、演技力を再評価されるきっかけとなった森七菜さん。さらに大手CMの起用も続いており、業界内での信頼はむしろ回復基調にあります。
今後は映画女優としての地位をより強固にし、次世代を代表する実力派女優へと成長していくことが期待されます。
まとめ
森七菜さんは「韓国ハーフでは?」という噂や事務所移籍による騒動など、さまざまな話題に包まれながらも、確かな実力で活躍を続けてきました。
学生時代から自然体で人を惹きつける魅力を持ち、デビューから短期間で映画・ドラマ・音楽と幅広く実績を積み重ねています。
2025年には『国宝』をはじめとする4本の映画に出演し、その演技力は批評家からも高く評価されました。今後は主演作『炎上』など新たな挑戦も控えており、さらなる飛躍が期待されます。
可愛らしさと確かな演技力を兼ね備えた森七菜さんは、次世代を代表する女優として、これからも多くの人を魅了し続けることでしょう。