2025年前期NHK連続テレビ小説「あんぱん」でMrs.GREEN APPLEの大森元貴さんが出演することが発表され話題になっています。
大森元貴さんは朝ドラ初出演、ドラマ出演自体が初めての挑戦になります。演じるいせたくやとは 北村匠海さん演じる柳井嵩とは音楽を通じて深く関わっていく人物です。
NHK朝ドラ「あんぱん」では、アンパンマンの作者・やなせたかしさんと、作曲家・いずみたくさんの友情が描かれています。
大森元貴さんが演じるいせたくやの実在のモデルがすごい人物だったのでご紹介します!
朝ドラ『あんぱん』いせたくやの実在モデルはいずみたく
大森元貴さん演じるいせたくやの実在するモデルは日本の音楽会に大きな影響を与えた作曲家・いずみたくさんです。詳しく見ていきましょう。
いずみたくのプロフィール
- 本名 今泉 隆雄 (いまいずみ たかお)
- 生年月日 1930年1月20日 ~ 1992年5月11日
- 出身地 東京都 台東区
- 職業 作曲家、政治家
いずみたくの音楽キャリア
いずみたくさんは1950年代から作曲を開始します。以後15000曲を作曲しています。
コマーシャルソングを皮切りに、テレビ、映画、歌謡曲にミュージカルと幅広い分野で余りある才能を大いに発揮して大活躍を成し遂げました。
しかし、最初から苦労知らずで順風満帆だったわけではなく、戦後間もない時期に送った学生生活は生活のためアルバイトに追われ、タクシーやトラックの運転手をしたこともあるそうです。
いずみたくさんは自分で稼いだお金でオルガンを買い、独学で作曲の勉強を始め、その頃に書き溜めていた歌の一つが 朝日放送のホームソングコンクールに入賞(1955年)したのをきっかけに作曲家の道が切り拓かれたのです。
いずみたくの代表的な作品
いずみたくさんはCMソングや童謡、歌謡曲など、幅広いジャンルで数々の名曲を手がけました。いずみたくさんの音楽は、明快で親しみやすいメロディが特徴で、世代を超えて多くの人に親しまれています。
特定の地域のテーマソングや日本各地の文化や風土を反映する作品も多く 学校行事やイベントでも頻繁に歌われ 特に子供向けの音楽教育において多くの楽曲が使われ続けています。
- 「見上げてごらん夜の星を」
- 「いい湯だな」
- 「世界は二人のために」
- 「いいじゃないの幸せならば」
- 「徹子の部屋 テーマ曲」
- 「夜明けのスキャット」
- 「手のひらを太陽に」
- 「ゲゲゲの鬼太郎」
- 「それいけ!アンパンマン」
- 「太陽がくれた季節」

調べたらあれもこれもいずみたくさんの作曲で知ってる曲ばかり

もっとあるよね 書ききれないね💦
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いずみたくの妻、息子はいる?
いずみたくさんは「好きになった女性とは、必ず結婚しなければいけない」と信じていました。なので5回の結婚を経験しており、親戚も多いようです。
いずみたくさんの奥様の詳しい情報はわかりませんでした。
いずみたくさんには息子さんがいるようですが、一般人のため詳細は不明です。
いずみたくの孫はいる?
いずみたくさんは5回結婚されています。お孫さんは大勢いるのでしょうか?
いずみたくの孫はシンガーソングライター!
いずみたくさんの孫は、シンガーソングライターの「ラブリーサマーちゃん」です。
本名は「今泉愛夏」(いまいずみあいか)さんで 1995年7月29日生まれです。
「愛夏」を英語に変換して 「ラブリーサマー」を芸名にしたそうです。
中学生の頃からギターを弾き始め、高校では軽音楽部でギターを担当。大学卒業後は「日本コロムビア」に所属しワンマンライブやラジオに出演しながら人気を獲得。
ミュージックビデオには一切顔出しせず歌の力だけでファンを増やしてきた実力は やはり、祖父 いずみたくさんの音楽の遺伝子を受け継いだからではないでしょうか!
いずみたくとやなせたかしの出会い
いずみたくさんとやなせたかしさんが出会ったのは1960(昭和35)年のことです。
ミュージカル「見上げてごらん夜の星を」を公演するにあたって作詞の永六輔さんと共に活動し、やなせたかしさんに舞台美術を依頼することで出会いました。
翌1961年にやなせたかしさん作詞、いずみたくさん作曲「手のひらを太陽に」が作られます。
晩年は以前からミュージカルをプロデュースしていた「アンパンマン」のアニメ化作品「それいけ!アンパンマン」の音楽を担当しており「すすめ!アンパンマン号」(ミュージカル『アンパンマンと勇気の花』挿入歌)が最期の作品となった。
大森元貴が作曲家いずみたくを演じる!
バンド Mrs.GREEN APPLEの大森元貴さんは朝ドラ初出演!
ドラマでは柳井嵩(北村匠海)が作詞を担当した「手のひらを太陽に」を手掛ける作曲家 いせたくやの役で出演します。
大森元貴が「いせたくや」役に込めた思いとは?
2025年8月、Mrs. GREEN APPLEの大森元貴さんが、NHK連続テレビ小説『あんぱん』に出演。昭和の名作曲家・いずみたくさんをモデルにした「いせたくや」役を演じています。
大森さんは、「前向きなエネルギーを感じる人物像に惹かれた」と語り、ピアノ演奏シーンのために猛特訓を重ねたほか、発声や表情、キャラクター作りにも細やかな工夫を施したとインタビューで明かしています。
18歳から50代までを演じる難役に挑む中で、「自分を削ぎ落とし、役に集中すること」に重きを置き、バンドのボーカルとしてのイメージを封印。
「自分が過大評価されているのではと不安もあったが、光栄な役」として真剣に取り組んだ姿勢がうかがえます。
また、共演したDISH//の北村匠海さんとは現場で“ネガティブな気持ち”や葛藤を語り合う場面もあり、同世代ならではの共感があったことも語っています。
役作りの一環として体重を3〜5kg増やし、襟足をカットするなど、ビジュアル面でも大きな変化を遂げ、俳優としての覚悟が感じられる大森さん。
多くのメディアで公開されているインタビューからは、彼の真摯な姿勢と、役柄に対する深い思い入れが伝わってきます。
まとめ
Mrs.GREEN APPLEの大森元貴さんが朝ドラに出演すると話題になりました。
役名 いせたくやの実在するモデルは日本を代表する偉大な作曲家 いずみたくさんでした。
調べてみると多くの歌謡曲、フォークソング、CMソング、アニメソングなど幅広いジャンルで役15000曲も作曲していました。
このいずみたくさんは、「アンパンマン」の作者・やなせたかしさんと深い交流があったことで知られています。
やなせさんの詩に、いずみたくさんが曲をつけた「手のひらを太陽に」は今でも広く歌われる名曲です。
ドラマでは、この二人の友情や、戦後を生き抜いたアーティストとしての信念が描かれています。
やなせたかしさんと出会い二人で情熱を注いだ「アンパンマン」の誕生や名曲が生まれる背景を楽しみにしたいと思います。
いせたくやさんをきっかけに「いずみたく」「やなせたかし」の名前に興味を持った方は、ぜひ朝ドラ「あんぱん」もチェックしてみてください。
音楽と物語の背景を知ることで、より一層深く楽しめると思います。
子供の頃の優しい気持ちに戻れる音楽をどうぞ