繊細な表情と独特の存在感で注目を集める若手俳優・青木柚(あおき ゆず)さん。
子役時代から数々の作品に出演し、確かな演技力で着実にキャリアを重ねてきました。
2025年10月スタートのTBS火曜ドラマ『じゃあ、あんたが作ってみろよ』では、酒屋の店員・ミナト役を演じ、これまでとは違う一面を見せてくれると話題になっています。
この記事では、そんな青木柚さんの家族構成・学歴・経歴・出演作品などを詳しくまとめました。
俳優としてのルーツや、支えてきた家族とのエピソードを通して、青木柚さんの魅力をじっくり見ていきましょう。
青木柚の基本プロフィール
- 名前:青木 柚(あおき ゆず)
- 生年月日:2001年2月4日(24歳/2025年10月現在)
- 出身地:神奈川県
- 身長:167cm
- 所属事務所:ユマニテ
- 活動開始:2010年〜(元子役、劇団ひまわり出身)
青木柚の家族構成
青木柚(あおき ゆず)さんの家族構成は、父親・母親・3歳年上の兄・本人の4人家族です。
芸能一家ではなく、一般家庭で育ちながらも、家族の理解と支えによって俳優としての道を歩んできました。ここでは、それぞれの家族について詳しく紹介します。
父親:一般人で詳細は非公開、静かに支える存在
青木柚さんの父親は一般の方で、職業や顔写真などは一切公表されていません。
芸能関係者ではなく、ごく普通の家庭の父親であることがわかっています。年齢は推定で50代前後と考えられています。
青木さんが子役として芸能活動を始めるにあたり、父親個人のエピソードは語られていませんが、家族全体での理解と支援があったことは多くのインタビューで示唆されています。
本人も「家族の支えがあったから今の自分がある」と語っており、父親もその大きな支えのひとりと言えるでしょう。
母親:SMAPファンで息子の夢を応援した理解者
青木柚さんの母親はSMAPのファンで、息子と一緒にコンサートへ行ったこともあるそうです。
家庭の中で明るくポジティブな存在であり、青木さんが俳優を志したきっかけにも深く関わっています。
青木さんが小学生の頃、再放送されていたドラマ『ヤマトナデシコ七変化』を見て、俳優・加藤清史郎さんに憧れ、「自分も役者になりたい」と母親に伝えたそうです。
そのとき母親は迷うことなく「やってみたら?」と背中を押してくれたとのこと。
この快諾とサポートが、青木さんの芸能活動のスタートになりました。
以後も、母親は俳優業を続ける青木さんを陰で支え続ける存在。
本人も「母はずっと理解者」と語っており、今でも大切な支えであることがわかります。
兄:3歳上の一般人でAAAファンを通じてつながる仲良し兄弟
青木柚さんには3歳年上の兄がいます。
兄も一般の方で、職業や顔写真などは公開されていませんが、エピソードから兄弟仲の良さが伝わります。
兄の影響で青木さんはAAA(トリプル・エー)のファンになったそうです。
また、俳優として悩んでいた時期に兄が「この仕事をやりたくてもできない人もいるんだぞ」と励ましてくれたことがあり、その言葉が今でも支えになっていると語っています。
青木さんは普段から兄を尊敬しており、支え合う関係が続いているようです。
青木柚の学歴|学生時代のエピソード
青木柚(あおき ゆず)さんは、子役時代から芸能活動を続けながらも学業を大切にしてきた俳優です。
それぞれの学校時代に印象的なエピソードがあり、俳優としての感性や表現力の土台となっています。ここでは、小学校から大学までの学歴を順に紹介します。
小学校・中学校時代|劇団ひまわりで子役デビュー!友達思いで社交的
青木柚さんは、神奈川県内の小学校・中学校に通っていたとされています(学校名は非公表)。
9歳の頃に劇団ひまわりに所属し、子役として芸能活動をスタートしました。
小学生の頃はとても活発で、通信簿には「男女問わず誰とでも話せる」と書かれるほど社交的。
友達が多く、学校でも人気者タイプだったようです。
一方で、芸能活動を始めたことで普通の生活との両立に葛藤する時期もあったそうです。
中学生の頃は卓球部に所属し、放課後はカードゲームやクレーンゲームなど、友人と遊ぶことも多かったと語っています。
「まだ友達と遊びたい」という気持ちと、「演技の仕事を続ける責任感」の間で揺れ動いていた時期でもありました。
中学3年生になるころには、少し内省的な性格に変わり、「自分らしさとは何か」を考えるようになったとのこと。
この思春期の葛藤が、のちの繊細な演技表現に繋がっているのかもしれません。
高校時代|目黒日本大学高校の芸能コースに進学
青木柚さんは、目黒日本大学高校(旧:日出高校)・芸能コースを卒業しています。
芸能活動と学業の両立がしやすいことで知られ、多くの俳優・モデル・アイドルが通う学校です。
同級生には、**濱田龍臣さん・望月歩さん・岡田結実さん・与田祐希さん(乃木坂46)**など人気俳優・タレントが名を連ねています。
そのため、若手俳優たちの刺激的な環境の中でお互いを高め合っていたと考えられます。
高校時代は「表現全体を学びたい」との思いを強く持っており、演技だけでなく演出・映像などにも興味を持ち始めた時期です。
友達とカラオケなどに行くなど楽しい高校生活を送りつつも、「一人の時間を強烈に求めるようになった」と語っており、自分と向き合う時間を大切にしていたようです。
この時期の経験が、役柄に深く入り込む青木さんの集中力と感受性を育んだといえます。
大学時代|日本大学芸術学部に進学した可能性が高い
青木柚さんは、大学名を公表していませんが、日本大学芸術学部(日芸)に進学した可能性が非常に高いとされています。
その理由として、
- 出身高校(目黒日本大学高校)が日本大学の準付属校であること
- 本人が「コンサートやMVの演出をやってみたい」と語っていること
- 表現全般を学べる学部を志望していた発言があること
これらの点から、芸術学部の演劇学科または映像関連学科で学んでいたと推測されています。
大学時代もドラマや映画に多く出演しており、学業と芸能活動を両立。
現場での経験と学内での学びを重ねながら、俳優としてだけでなく「表現者」としての幅を広げていきました。
大学での経験を通して、演技にとどまらず映像演出や制作にも関心を持ち、今後のキャリアの中で活かされる可能性も高いです。
青木柚の経歴まとめ
青木柚(あおき・ゆず)さんは、2001年2月4日生まれの神奈川県出身。
9歳の頃から劇団ひまわりに所属し、子役として芸能活動をスタートしました。
2010年にデビューして以降、地道に演技経験を積み、ドラマ・映画・舞台と幅広く活躍。繊細な表情や存在感ある演技が評価され、若手俳優の中でも“演技派”として注目を集めています。
映画『仮面ライダー大戦』で注目を集める
青木柚さんが注目されたきっかけのひとつが、2014年に公開された映画
『平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊』 です。
演じたのは、交通事故で亡くなった少年・葵柊(あおい しゅう)。
母親への誤解を抱いたまま命を落とし、その未練から“黄泉の国”で特別な力を手に入れるという、物語の鍵を握る重要な役でした。
生者と亡者の世界を逆転させようとする敵の「メガ・リバース計画」をめぐって、歴代ライダーたちが戦う中、葵柊は母親との絆を取り戻して天へと旅立つという感動的な結末を迎えます。
当時まだ中学生ながら、青木柚さんは少年の純粋さと切なさを見事に表現。
ファンの間では「演技が上手い」「印象に残った」と話題になりました。
映画『14の夜』で本格デビュー
2016年には、**映画『14の夜』**で本格的に映画デビュー。
この作品をきっかけに、等身大の思春期を自然に演じる力が評価されるようになります。
さらに、2018年の映画『暁闇(ぎょうあん)』では主演を務め、
「MOOSIC LAB 2018」男優賞を受賞。
この受賞によって、若手俳優としての存在感を一気に高めました。
所属事務所と転機
2019年4月、約9年間所属していた劇団ひまわりを退団し、
2021年に実力派俳優が多く所属するユマニテへ正式に所属。
同年放送のNHK朝ドラ『カムカムエヴリバディ』では、
ヒロイン・安子の弟・算太(幼少期)役を好演。
この出演によって、知名度が一気に全国区に広がりました。
受賞歴とその後の活躍
2022年には、映画『うみべの女の子』や『よだかの片想い』などでの演技が評価され、
第76回 毎日映画コンクール スポニチグランプリ新人賞を受賞。
2023年にはドラマ『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』で、
闇を抱える生徒役を熱演し、強烈な印象を残しました。
2024年の映画『不死身ラヴァーズ』では繊細かつ深みのある演技で高評価を受け、
演技派若手俳優としての地位を確立しています。
主な出演作
- 主な出演作:
青木柚の最新出演ドラマ『じゃあ、あんたが作ってみろよ』(2025年10月スタート)
青木柚さんは、2025年10月7日(火)スタートのTBS系火曜ドラマ
『じゃあ、あんたが作ってみろよ』(毎週22:00〜22:57)に出演しています。
このドラマは、恋人ファーストな女性と亭主関白思考の男性が「料理を通して自分と向き合う」姿を描く、ロマンスコメディ。
すれ違いや価値観の違いから別れた男女が“料理”というテーマをきっかけに再び関係を見つめ直していくという、心温まる物語です。
青木柚さんの役柄は「ミナト」
青木柚さんが演じるのは、酒屋の店員・ミナト。
ヒロイン・鮎美(夏帆)の前にふと現れ、新しい酒の世界を教えながら距離を縮めていく存在です。
とびきりマイペースで、どこかつかみどころのないキャラクターですが、
その自由さや素直さが、鮎美の心を少しずつ解きほぐしていきます。
青木さんはこの役について、次のようにコメントしています。
「ミナトの奥にある在り方や揺らぎを一緒に見つめていけたら良いと思います。
変わっていくことに鈍感になったり足踏みしてしまう気持ちが分かるからこそ、どの登場人物も応援したくなります。」
この言葉からも、ミナトという人物を丁寧に掘り下げようとする青木柚さんの真摯な姿勢が伝わります。
共演者も豪華なラインナップ
共演には、主演の夏帆さんと竹内涼真さんをはじめ、
中条あやみさん、前原瑞樹さん、サーヤさん(ラランド)、楽駆さん、杏花さんなど実力派がそろっています。
個性的な登場人物たちの中で、青木柚さん演じる“ミナト”がどんな存在感を放つのか、注目が集まっています。
まとめ
青木柚さんは、神奈川県出身の俳優で、9歳から劇団ひまわりに所属し子役として芸能活動をスタートしました。
高校は目黒日本大学高校の芸能コースに通い、学業と仕事を両立。大学では日本大学芸術学部に進学したとされ、映像や演出など幅広い表現を学んできたようです。
家族は両親と兄の4人家族で、特に母親はSMAPファンでありながら息子の夢を全力で応援してきた存在。兄とも仲が良く、支え合いながら俳優としての道を歩んでいます。
これまでに映画『暁闇』や『不死身ラヴァーズ』、朝ドラ『カムカムエヴリバディ』など数多くの話題作に出演。
そして2025年秋ドラマ『じゃあ、あんたが作ってみろよ』では、マイペースな青年・ミナト役を通じて新たな魅力を発揮しています。
演技力と人間味を兼ね備えた青木柚さんは、今後ますます存在感を高めていくこと間違いなし。
これからの活躍にも注目です。

