確かな演技力と幅広い役柄で多くのファンを魅了してきた俳優・窪田正孝さん。
しかし、最近「見かけない」と感じる方も少なくありません。
本記事では、窪田さんの学生時代から俳優デビューまでの学歴・経歴、結婚や家族の情報、事務所退所の真相、そして露出が減った背景について詳しく整理します。
俳優としての成長や人生の選択に迫る内容となっており、これまでの活動を振り返りながら、現在の窪田正孝さんの姿に迫ります。
窪田正孝の学歴
小学校時代:横浜市立大岡小学校(1995年4月入学~2001年3月卒業)
窪田正孝さんは横浜市立大岡小学校に通い、6年間少年野球チームに所属していました。
将来の夢はプロ野球選手で、体を動かすことが大好きな少年でした。家では兄弟と激しくケンカをすることもあり、流血沙汰になるほどの激しさだったそうです。
小学校低学年の頃には初恋も経験しており、バレンタインにチョコをもらった女子との思い出を今でも大切にしています。
父親に金髪に染めてもらっていた時期があったというエピソードも残っており、当時から個性的な一面を見せていました。
中学校時代:横浜市立南中学校(2001年4月入学~2004年3月卒業)
中学ではバスケットボール部に所属し、人気漫画『スラムダンク』の影響でバスケに熱中しました。
兄が同じ学校の野球部にいたため、先輩として気を遣うのが嫌で野球ではなくバスケを選んだというエピソードもあります。
中学3年生の時が唯一の“モテ期”だったと本人が語っており、(卒業式には後輩の女子に制服のボタンをねだられて、すべてなくなったそう)思春期の青春をスポーツに打ち込みながら過ごしていました。
高校時代:神奈川県立神奈川工業高等学校機械科(2004年4月入学~2007年3月卒業)
高校は偏差値約45の工業高校で、機械科に在籍し、整備士になるため旋盤実習などの技術科目に熱中していました。
高校時代はダンス部にも所属し、ポッピンダンスなどを通して運動神経の良さや表現力を磨いています。
授業中に寝ることもあり、集団生活にストレスを感じることもあったようです。整備士を目指したのも「極力人と関わらずに済む仕事」だったからです。
そんな人見知りな窪田さんを心配した母親の勧めで、芸能事務所のオーディションに応募し、俳優としてデビューするきっかけをつかみました。
窪田正孝さんの家族構成やハーフ説、スピリチュアルな話題については別記事で詳しく紹介しています。↓
大学:進学せず
大学には進学せず、俳優業に専念しています。
もともと整備士を目指していたので大学進学は考えていなかったそうです。
窪田正孝さんは幼少期からスポーツや体を動かすことが好きで、少年野球やバスケットボール、さらに高校でのダンス経験が、現在の体力や表現力の基盤となっています。活発でスポーツ好きな一方、人と馴染むのに苦労した経験もあり、そうした多様な経験が俳優としての柔軟な表現力につながっています。
経歴・出演作まとめ
生い立ちとデビュー
1988年8月6日、神奈川県横浜市に生まれた窪田正孝さんは、高校在学中の2006年にドラマ『チェケラッチョ!! in TOKYO』で主演として連続ドラマデビューを果たしました。同年、映画『ユモレスク 逆さまの蝶』で映画デビューも果たし、俳優としてのキャリアをスタートさせます。大学には進学せず、俳優業に専念しました。
テレビドラマでの活躍
2010年代に入ると、テレビドラマでの活躍が目立ちます。
2010年には『ゲゲゲの女房』、2012年にはNHK大河ドラマ『平清盛』に出演し、知名度を拡大しました。
2014年には連続テレビ小説『花子とアン』で注目され、同年のドラマ『Nのために』や、2015年の『デスノート』、人気シリーズ『ラストコップ』、『ヒモメン』(2018年)など、多彩な役柄を演じています。
2020年のNHK連続テレビ小説『エール』では主演・古山裕一役を演じ、高い演技力が評価されました。
映画での主要出演作
映画では、2012年公開の『ふがいない僕は空を見た』でヨコハマ映画祭最優秀新人賞および高崎映画祭最優秀助演男優賞を受賞し、俳優としての評価を確立します。
2017年以降は『東京喰種 トーキョーグール』シリーズに主演。さらに『ある男』(2022年、日本アカデミー賞最優秀助演男優賞受賞)や『スイート・マイホーム』(2023年)など、映画でも幅広いジャンルに挑戦しています。その他、『ガチバン』シリーズや『Diner ダイナー』などでも印象的な演技を披露しました。
代表作・出演作まとめ
映画
- 『ふがいない僕は空を見た』(2012)
- 『東京喰種 トーキョーグール』シリーズ(2017〜)
- 『ある男』(2022)
- 『スイート・マイホーム』(2023)
- 『ガチバン』シリーズ
- 『Diner ダイナー』
テレビドラマ
- 『チェケラッチョ!! in TOKYO』(2006)
- 『ゲゲゲの女房』(2010)
- 『平清盛』(2012)
- 『花子とアン』(2014)
- 『Nのために』(2014)
- 『デスノート』(2015)
- 『ラストコップ』シリーズ
- 『ヒモメン』(2018)
- 『アンナチュラル』
- 『ラジエーションハウス』シリーズ
- 『エール』(2020)主演
- 『宙わたる教室』(2024
朝ドラ「エール」で共演した二階堂ふみさんについてはこちら↓
窪田正孝は結婚して子どもがいる?
2019年9月に女優・水川あさみさんと結婚。家庭と仕事を両立させながら、俳優として活動を続けています。
出会いと交際のきっかけ
窪田正孝さんと水川あさみさんは、2017年放送のドラマ『僕たちがやりました』で初共演しました。
窪田さんは生徒役、永野さんは教師役を演じ、撮影現場で信頼関係を築いたことが交際のきっかけとなります。
水川さんは明るく無邪気な性格で、現場でも“太陽的存在”として知られており、その魅力が窪田さんを惹きつけました。
ドラマ終了後すぐに交際がスタートし、2017年末には週刊誌で東京都内のデザイナーズマンションでの同棲や、窪田さんが運転する愛車ロードスターでデートする様子がスクープされました。
交際当初から、趣味のキックボクシングや自転車などを一緒に楽しむなど、お揃いエピソードも多数報じられています。
結婚までの経緯
約2年の交際を経て、2019年9月22日に入籍。双方の事務所を通じて、公式発表では「互いに人としても役者としても尊敬する気持ちが強くなり、共に手を取り生きていきたい」と結婚の決意を表明しました。
また、公式インスタグラムや連名FAXでは「にぎやかで面白い家庭を築きたい」とのメッセージも発信されました。
結婚の決め手には、水川さんの親友・ベッキーさんの結婚報告が影響したともいわれ、自然な流れで結婚に至ったことが伝えられています。
結婚後の夫婦関係
結婚後も窪田さんと水川さんは非常に仲が良く、SNSやテレビでラブラブな様子を披露しています。ペアルックや映画デート、スポーツジムでのトレーニング、都内での買い物など、プライベートでの仲睦まじい姿も度々目撃されています。
2018年には海外旅行(ハワイ説あり)や出雲大社への参拝姿も報じられ、ファンから理想の夫婦として注目されました。
水川さんは俳優としてもパートナーとしても窪田さんを信頼しており、監督を務めた映画作品に窪田さんをキャスティングするなど、仕事面でも強い絆を見せています。
互いにリスペクトと信頼を根底に、仕事も私生活も支え合う関係が続いています。
子どもについて
2025年時点では、二人に子どもはいません。報道やSNSでも子どもに関する情報はなく、現在は夫婦二人での生活を楽しみながら、お互いの俳優活動を尊重していることが伝わっています。
退所・「最近見ない」真相
スターダストプロモーション退所の経緯
窪田正孝さんは、2025年3月31日に約19年間所属した芸能事務所「スターダストプロモーション」を退所し、フリーとして活動を開始しました。本人はインスタグラムで退所の理由を次のように説明しています。
- 「一度きりの人生で、何を大切に生きていくのかを考えた」
- 「もっと視野を広げて内観し、自身を高めたい」
- 「常に変化し続ける時代の中で、新たな挑戦をしたい」
これらの言葉からも、自身の成長や新たな挑戦を求めての前向きな決断であることが強調されています。また、契約満了による双方合意のもと円満退所であることも伝えられています。
最近見ないと言われる理由
退所に加え、窪田さんの露出が減った要因として以下の点が挙げられます。
- 活動スタイルの見直し
フリーに切り替えたことで、事務所所属時と比べて露出やスケジュール調整の自由度が高くなり、メディアへの登場回数が減少しています。 - 生活スタイルや体調の変化
結婚後の生活リズムや食生活の変化で痩せた姿が目立ち、ファンからは体調への心配の声も上がりました。 - 怪我による療養期間
2024年には「第一頸椎の剥離骨折」により舞台を降板し、一定期間の療養が必要でした。これも一時的に活動が減った理由です。
窪田正孝さんが「最近見ない」と言われるのは、2025年3月のスターダストプロモーション退所によるフリー活動への移行、生活や体調の変化、そして2024年の怪我による療養期間などが重なったためです。退所は円満で本人の前向きな決断によるもので、今後も俳優として活動を続ける姿勢を示しています。
まとめ
窪田正孝さんは横浜で育ち、小学校から高校までスポーツやダンスに打ち込む活発な学生時代を過ごしました
。高校在学中に母親の後押しで芸能界に挑戦し、2006年のドラマ「チェケラッチョ!! in TOKYO」で俳優デビュー。その後も映画やドラマで多彩な役を演じ、ヨコハマ映画祭最優秀新人賞や日本アカデミー賞最優秀助演男優賞を受賞するなど、確かな実績を重ねています。
プライベートでは、2017年にドラマで共演した水川あさみさんと交際をスタートさせ、約2年後の2019年に結婚。現在も子どもはいませんが、互いに尊敬し合う理想的な夫婦関係を築いています。
一方で、2025年3月に約19年間所属したスターダストプロモーションを退所しフリーに移行。結婚後の生活の変化や体調面の調整、2024年の怪我による療養期間も重なり、一時的に露出が減ったことで「最近見ない」と言われています。しかし、本人は前向きに俳優活動を継続する意向を示しており、今後も新たな挑戦と成長が期待されています。
