女優としてもミュージシャンとしても存在感を放つさとうほなみさん。バンド「ゲスの極み乙女。」のドラマー「ほな・いこか」として活動する一方、ドラマや映画では確かな演技力を評価され、数々の話題作に出演してきました。
近年はNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』や『あなたがしてくれなくても』などで注目を集め、2025年後期の朝ドラ『ばけばけ』にも出演し注目を集めています。
今回は、さとうほなみさんの経歴や学歴、さらに結婚や旦那・子供の有無についても詳しくまとめました。
さとうほなみのプロフィール
- 名前:さとう ほなみ
- 本名:佐藤 穂奈美(さとう ほなみ)
- アーティスト名:「ほな・いこか」(バンド活動名)
- 生年月日:1989年8月22日(36歳/2025年現在)
- 出身地:東京都
- 身長:162cm
- 所属事務所:ワタナベエンターテインメント
- 職業:女優、ドラマー
- 血液型:O型
- 特技:ドラム演奏
さとうほなみの学歴まとめ
小学校時代
さとうほなみさんは東京都内の公立小学校に通っていました。校名は非公開ですが、子どもの頃から芸能界に憧れを持ち、すでにモデルや子役として活動をスタートさせています。
特に小学6年生のときには映画『スワンズソング』のオーディションに合格し、本格的に芸能活動を開始しました。
また、小学生時代に見たドラマ『FiVE』の最終回に感動し、「自分もあの世界に入りたい」と母親に泣きながら伝えたエピソードが残っており、幼い頃から演技への情熱を強く持っていたことがわかります。
中学校時代
中学校も東京都内の公立校に進学。ここでは吹奏楽部に所属し、パーカッションを担当しました。
当初はトランペットやサックスを希望しましたがテストで落ちてしまい、最後に残ったパーカッションを引き受けたのだとか。結果的にこの経験が音楽への道につながるきっかけとなりました。
また、中学時代もモデル活動を継続し、少しだけ演技の仕事にも挑戦しています。学業と芸能活動を両立しながら、徐々に自分の表現の場を広げていきました。
高校時代(東京都立板橋高等学校)
高校は東京都立板橋高等学校(偏差値44)に進学。芸能活動は一時的に休止しましたが、ここで大きな転機が訪れます。
新入生歓迎会で先輩たちのバンド演奏を見たことをきっかけに「自分も音楽をやりたい」と思い、軽音楽部に入部。最初はギターを担当しましたが、途中からドラムへパートチェンジ。以降は音楽にのめり込み、高校生活はバンド活動に熱中する日々を送りました。
また、高校時代は派手好きな一面もあり、「眉毛をすべて抜いて学校に通っていた」というエピソードも。反抗心というより「自分らしく生きたい」という思いの表れだったと本人は語っています。
大学時代(進学せず)
高校卒業後は大学には進学せず、音楽と芸能の道に専念。
その後、「ゲスの極み乙女。」のドラマーとして“ほな・いこか”名義で活動を開始し、一気に知名度を高めました。
女優としては2017年から本格的に活動を始め、「さとうほなみ」名義で数々のドラマ・映画に出演。音楽と演技、両方の分野でキャリアを築いています。
さとうほなみの経歴まとめ
芸能界入りのきっかけ
- 1989年8月22日、東京都生まれ。
- 2002年(12歳頃):映画『スワンズソング』のキャストオーディションでグランプリを受賞。
これをきっかけに子役として活動を始め、舞台や映画、ドラマに出演。小学生の頃から芸能活動を本格化させました。
音楽活動
- 2006年頃:高校時代からバンド活動を開始。当初はギター担当でしたが、後にドラムに転向。
- 2012年:川谷絵音らと共にバンド「ゲスの極み乙女。」を結成、ドラマー “ほな・いこか” 名義で活動。
- 2014年:メジャーデビュー。ドラム演奏だけでなくコーラスや一部ボーカルも担当。
- 2015年:NHK紅白歌合戦に初出場。
- 2016年:日本武道館公演を成功させ、バンドとして大きな飛躍を遂げました。
- 現在も「ほな・いこか」名義で音楽活動を継続中。
女優活動
- 2017年:ドラマ『黒革の手帖』(テレビ朝日)で「さとうほなみ」名義として本格的に女優デビュー。
- 2021年:Netflix映画『彼女』で初主演を果たし、演技力の高さが話題に。
主な出演作・代表作
- ドラマ
- 『ルパンの娘』(2019)
- 『六本木クラス』(2022)
- 『あなたがしてくれなくても』(2023)
- 『わたしの宝物」(2024)
- 『こんばんは、朝山家です』(2025)
- 大河ドラマ
- 『鎌倉殿の13人』(2022)
- 配信ドラマ
- Netflix『今際の国のアリス season2』(2022)
- 映画
- 『彼女』(2021・初主演)
さとうほなみは結婚している?旦那や子供は?
さとうほなみさんは、2025年9月現在は結婚しておらず、旦那や子供はいません。
過去の結婚歴
- 2014年頃に一度結婚していたことを本人がテレビ番組で明かしています。
- 結婚相手はドラマーの男性とされていますが、詳細な名前や職業は公表されていません。
- 一部では「元ドラマーの飯島拓也さんではないか」という噂もありましたが、確証はなく公式な発表もありません。
- その後離婚し、現在は独身です。
最新の熱愛情報
- 2025年2月、俳優の柄本時生さんとの熱愛・同棲報道が週刊誌で報じられました。
- 双方とも結婚については公表しておらず、あくまで「交際中」と見られています。
- そのため、2025年時点で結婚の事実はありません。
野村周平さんとの関係について
- 2021年にABEMAの恋愛バラエティ『私たち結婚しました』で俳優の**野村周平さんと“仮想夫婦”**を演じました。
- 番組内で仲睦まじいやり取りが話題となり、一部で「本当に結婚しているの?」と誤解が広がりました。
- しかし実際には番組上の演出であり、二人の間に結婚や交際の事実は一切ありません。
『ばけばけ』出演の経緯と役柄
さとうほなみさんが出演するNHK連続テレビ小説『ばけばけ』は、島根県松江を舞台に、怪談好きのヒロイン・松野トキが外国人英語教師と心を通わせる物語です。
さとうさんが演じるのは、農家の八人兄弟の長女で、借金を抱える家族を支えるために天国遊郭で働く遊女「なみ」。過酷な状況でもくじけず、明るくたくましく振る舞いながら、ヒロイン・トキをさりげなく支える優しい女性です。
さとうほなみさん自身は、この役について「朝ドラ出演はずっと夢だった」と語っています。「一見、何も起きない物語と言われるけれど、実際には心の動きや登場人物の思いがたくさん詰まっている」と、作品に深く入り込みながら演じているそうです。
制作側が彼女を起用した理由も納得で、明るさの中に秘められた悲しみや背負った業を表現できる力が、なみというキャラクターにぴったりだったのだとか。女優だけでなくミュージシャンとしても活動する多才さが、作品の世界観に深みを加えています。
さとうほなみさんにとって、今回の『ばけばけ』出演は自身の夢の実現でもあり、楽しみながら挑戦している作品。演じるなみの姿を通して、視聴者にもその強さと優しさが伝わることでしょう。
「ばけばけ」で共演している高石あかりさんと池脇千鶴さんの記事もお読みください↓
まとめ
さとうほなみさんは、子役時代から芸能界に携わり、高校時代のバンド活動を経て「ゲスの極み乙女。」のドラマーとして一躍脚光を浴びました。
その後は女優としても活躍の場を広げ、主演映画や大河ドラマを経験し、確かな地位を築いています。
私生活では過去に結婚歴があるものの現在は独身で、俳優・柄本時生さんとの交際が話題となっています。
そして最新の大きな挑戦が、朝ドラ『ばけばけ』での遊女・なみ役。家族のために懸命に生きる女性像をどう表現するのか、多くの視聴者が期待を寄せています。
音楽と演技の両面でキャリアを築いてきた彼女だからこそ描ける“生きる力”に、これからますます注目が集まりそうです。

