岡部たかしの家族構成|結婚して息子も俳優?ブレイク秘話や朝ドラ父親役の魅力とは?

エンタメ

ドラマ『ばけばけ』で見せる、ちょっと抜けたような可愛らしさと、思わず笑ってしまう自然体の演技。


俳優・岡部たかしさんが、いま多くの視聴者を惹きつけています。

遅咲きの俳優として知られる岡部さんですが、実は家族にも意外な一面が。


息子さんも俳優として活動しており、親子で表現の道を歩んでいるそうです。

この記事では、岡部たかしさんの家族構成や人物像、俳優としてのブレイクの背景、そして『ばけばけ』での面白さや魅力を詳しくご紹介します。

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岡部たかしの家族構成

岡部たかしさんの家族構成は、
**実家(父・母・弟)**と、結婚・離婚した元妻と息子を含めて構成されています。

実家の家族構成

岡部たかしさんは、和歌山県和歌山市出身。


自然豊かな環境で育ち、会社員の父・パート勤務の母・3歳下の弟の4人家族でした。


厳しくも温かい家庭環境が、俳優としての岡部さんの“人間味”のベースになっています。

父親|温厚で穏やかな性格の会社員

岡部さんの父親は、和歌山県出身の一般の会社員。


穏やかで怒らない性格だったといい、家庭では厳しい母親の陰でバランスを取る存在でした。

「母は厳しかったけど、父は怒らん人やった。黙って見守ってくれてた」

と語る岡部さん。


父親は多くを語らずとも、**“安定と責任を持つ大人の姿”**を背中で教えてくれたそうです。

その影響からか、岡部さんが演じる“優しく不器用な父親役”には、どこか懐かしさと温かみがにじみ出ています。

母親|厳格で働き者、俳優の道に最初は反対

岡部さんの母親は、和歌山市で喫茶店などのパート勤務をしていた働き者の女性。


家庭では非常に厳格で、岡部さんは「怒られた記憶ばっかり」と語るほど。

中学時代には、『ビー・バップ・ハイスクール』に影響されて髪を染めようとしたところ、
母親に強く叱られ、友人の家で着替えて登校していたというエピソードも。

また、工業高校を卒業して大手建設会社に就職したものの、1年で退職して俳優を目指した際も「なんで辞めんねや!」と激怒したそうです。

そんな母親も、岡部さんが40代でブレイクを果たすと態度が一変。


「おまえは芝居が上手やな」「ホンマはできる子やと思ってた」と息子の努力を認めるようになりました。

厳しさの裏にある“母の愛情”が、岡部さんの演技に深みを与えています。

弟|3歳下の一般人

岡部さんには3歳下の弟が1人います。


一般の方のため、名前や職業などの詳細は公表されていません。


芸能活動などは行っておらず、地元・和歌山で暮らしているとみられます。

岡部さんが家族の話を語る際には弟の名前が出ることは少ないですが、穏やかで温かい家庭で育ったことが伝わるエピソードが多く、兄弟仲も良好なようです。

元妻|和歌山出身の美容師で5歳年上の女性

岡部たかしさんは、1999年頃に結婚し、2006年に離婚しています。


お相手は和歌山県出身の美容師で、岡部さんより5歳年上。


俳優を志す前からの知り合いで、若い頃から長く支え合ってきた関係でした。

岡部さんが24歳で上京し、劇団「東京乾電池」に入団した際にも、彼女が背中を押したと言われています。

27歳前後に結婚し、翌年には息子が誕生。


当時はまだ俳優として無名で、質素ながらも温かい家庭を築いていました。

しかし、俳優業に打ち込む岡部さんと、子育てに追われる妻との間ですれ違いが生まれ、2006年に離婚を発表。

その原因のひとつとして、岡部さんの浮気も報じられています。

とはいえ、2011年の東日本大震災をきっかけに元妻と再び連絡を取り合うようになり、現在も良好な関係を保っているとのこと。


和歌山の元妻の家に出入りすることもあり、事実婚や別居婚のような形とも言われています。

岡部さん自身は、「再婚は否定しないが、今は仕事に集中している」と語っており、現在は独身とみられます。

息子は俳優・岡部ひろき

岡部たかしさんには、2000年12月19日生まれの息子・岡部ひろきさんがいます。


母親は和歌山に里帰りして出産したそうです。

息子の岡部ひろきさんも俳優として活動しており、父と同じ道を歩む存在として注目を集めています。

岡部さんは息子について多くを語っていませんが、取材では「彼は彼の道を歩んでいる」と話しており、互いに尊重し合う良い親子関係であることが伝わります。

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岡部たかしのプロフィール

名前:岡部たかし
ふりがな:おかべ たかし
生年月日:1972年6月22日(53歳・2025年現在)
出身地:和歌山県
血液型:A型
星座:かに座
身長:175cm
体重:56kg
所属事務所:クリオネ

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岡部たかしの経歴と人物

高校卒業後は一度、建設会社で現場監督として働いていた岡部たかしさん。


しかし「自分のやりたいことを見つけたい」と思い立ち、わずか1年で退職。


その後、劇団〈東京乾電池〉の大阪公演を観たことが転機となり、24歳で上京します。

役者を志した岡部さんは〈東京乾電池〉に所属し、退団後は村松利史さん主宰の「午後の男優室」や、山内ケンジさんによる演劇ユニット「城山羊の会」に参加。


また、自身のユニット「切実」では演出も手がけ、舞台を中心に実力を磨いてきました。

趣味はヨガで、心身のバランスを大切にするタイプ。


劇団研究所時代に出会った阿佐ヶ谷姉妹とは現在も親友関係にあり、プライベートでも仲の良い様子が知られています。

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岡部たかしがブレイクしたきっかけ

岡部たかしさんが俳優として大きく注目を集めたのは、40代に入ってからでした。


高校卒業後は建設会社で現場監督として働いていましたが、「つまらない」と感じて1年で退職。


その後、24歳のときに大阪で観た劇団〈東京乾電池〉の舞台に感銘を受け、俳優を志して上京します。

劇団に所属してからは、下積みの長い日々。


舞台を中心に演技を磨きながら、脚本執筆や小劇場での活動にも力を入れました。


売れない時期が長く続いたものの、芝居に対する真摯な姿勢と柔軟な表現力で少しずつ評価を得ていきます。

「エルピス」で一気に注目の存在へ

転機となったのは、2022年に放送されたドラマ『エルピス ー希望、あるいは災いー』(フジテレビ系)。


長澤まさみさん主演の社会派ドラマで、岡部たかしさんは報道局のベテランディレクター・村井役を演じました。

この作品で見せた“リアルで人間臭い演技”が視聴者に強く印象づけられ、SNSでも「岡部たかしさん誰!? すごい演技力」と話題に。


『情熱大陸』(2024年放送)でもこの役が「全国に名が広まるきっかけ」と紹介されており、まさにブレイクの瞬間となりました。

「エルピス」で共演した眞栄田郷敦さんの記事もお読みください↓

朝ドラ出演で“名バイプレイヤー”の地位を確立

NHK連続テレビ小説『ひよっこ』『なつぞら』『エール』などに相次いで出演していた岡部さん。

ブレイク後も『ブギウギ』『虎に翼』『ばけばけ』と朝ドラで注目を集めます。


作品ごとに異なるキャラクターを自然体で演じ分け、名脇役として確かな存在感を放っています。

また、40歳を過ぎて事務所を移籍したことで、映画やドラマへの出演が増加。


岡部さん自身も「やっと役者として仕事が安定してきた」と語っており、長い下積みを経てのブレイクは、多くの俳優仲間からも尊敬を集めています。

朝ドラ「エール」で共演した窪田正孝さんの記事もお読みください↓

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『ばけばけ』でヒロインの父親・松野司之介役

岡部たかしさんが『ばけばけ』で演じる父・松野司之介(まつの・しのすけ)は、かたくなな武士の価値観を引きずりながらも、家族を愛する“時代錯誤で人間味あふれる父親”です。


時代に取り残されながらも娘の幸せを思い続ける姿が、多くの視聴者の心をつかんでいます。

特に話題になったのが、娘・トキ(高石あかり)のお見合いのために、自ら髷(まげ)を切り落として“散切り頭”になるという名シーン。


不器用で真面目な父親が、娘のために思い切って時代に合わせようとする姿に、SNSでは「朝から泣き笑いした」「可愛すぎる」「お父さん最高!」といった声が続出しました。

岡部さんはこれまでも、朝ドラ『虎に翼』で“情けなくて愛される父親”を演じて話題になりましたが、『ばけばけ』ではさらにコミカルで温かいキャラクターを披露。


家長としての威厳と、お茶目に振り回される人間らしさ、そのどちらも絶妙な間合いで演じており、物語に笑いとぬくもりをもたらしています。

暗く重いテーマを想像していた視聴者からも、「思っていたより笑える」「あとからじんわりくる」と好評。


岡部たかしさんのリアルで温かい家庭人らしさが、“松野家の中心”としてドラマを支える大きな存在となっています。

朝ドラ「ばけばけ」で娘婿を演じた寛一郎さんの記事もお読みください↓

【まとめ】

俳優・岡部たかしさんは、長い下積みを経て40代でブレイクした実力派俳優。


映画やドラマで数多くの作品に出演し、自然体で温かみのある演技が魅力です。

和歌山県出身の岡部さんは、厳格な母と温厚な父、そして3歳下の弟に囲まれて育ちました。
人生の中で支えとなった家族の存在は、演技の奥行きにもつながっています。

2022年放送のドラマ『エルピス』では村井役を演じ、名バイプレイヤーとして全国に認知されるきっかけをつかみました。

NHK朝ドラ『ばけばけ』で演じる松野司之介役は、武士の誇りと家族愛の間で揺れるユーモラスなキャラクター。


娘・高石あかりさんとのやり取りや、思わず笑ってしまうシーンの数々が、岡部さんのリアルで温かい人柄を際立たせています。

長い下積みを経てつかんだ今の活躍は、俳優としての実力だけでなく、家族や人生経験が大きく反映されたもの。


“優しくも不器用な父親像”は、これからも多くの作品で観る人の心を温め、笑顔にしてくれるでしょう。

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