女優として活躍する入来茉里(いりき まり)さん。
俳優の柄本時生さんとの結婚や離婚を経験したあと、彼女の生き方や価値観は大きく変わり、最近はその“変化”が注目を集めています。
教育番組での新たな挑戦や、多彩な趣味、さらに将来を見据えた決断など…今の入来さんはとても自然体で、以前よりもずっと自分らしく輝いている印象です。
では、その背景にはどんな出来事があったのでしょうか?
本記事では、入来茉里さんの現在の活動や心境の変化、結婚と離婚を経て歩み始めた新しい人生について、ていねいにまとめていきます。
入来茉里と柄本時生の出会い〜結婚までの経緯
入来茉里さんと柄本時生さんの関係は、2008年の共演から始まりました。
2人は、入来さんが主演を務めたドラマ『私は一本の木に恋をした』(FBS)で知り合い、その後は10年以上にわたって友人関係を続けていたそうです。
そして2019年秋頃、長い友情がゆっくりと変化し、2人は結婚を前提とした交際をスタート。
その流れの中で、柄本時生さんが突然プロポーズしたことから、世間では交際0日婚として話題になりました。
結婚は 2020年2月16日(入来さんの30歳の誕生日) に婚姻届を提出し、翌17日に公表。
挙式については、新型コロナウイルスの影響で無期限延期となっています。
長年の友人関係からの自然な結婚…ではありますが、「交際期間が一度もなかった」という点が非常に珍しく、多くの注目を集めた結婚スタイルとなりました。
入来茉里と柄本時生の離婚理由は?
入来茉里さんと柄本時生さんの離婚理由については、公式に詳しい説明はされていません。
しかし、報道や関係者の話を総合すると、主に価値観の違いや生活リズムのズレなど、複数の要因が重なった結果だと見られています。
まず、2人は「交際0日婚」として話題になったように、正式な交際期間がないまま結婚に至りました。
そのため、結婚生活を送るうちに価値観の違いや生活習慣のズレが大きく浮き彫りになったとされています。
特に、
- 入来さんは朝型・アウトドア好き
- 柄本さんは夜型・インドア派
という正反対のライフスタイルは、日常生活の中で小さなストレスが積み重なりやすかったようです。
さらに、俳優としてお互い忙しく、夫婦として一緒に過ごす時間が十分に取れなかったことも負担に。
また、子どもに対する考え方の違いも離婚理由のひとつと言われており、特に入来さんには子育て願望があったものの、タイミングが合わなかったことが影響したとみられます。
こうした複数の要因が少しずつ積み重なり、最終的に2人は離婚という選択をしましたが、離婚後も関係が悪化したわけではありません。
入来さんは自身のSNSで、現在も友人関係を保っていると明かしており、お互いを尊重する形での別れだったことが伺えます。
入来茉里の現在(2025)
現在の入来茉里さんは、女優業を中心に幅広い分野で活動しています。
2025年からはNHK Eテレの教育番組「高校講座 地学基礎」でMCを務めており、若い世代にも親しまれる教育番組の顔としても知られるようになっています。
離婚後は「自分らしい生き方」を大切にしながら新たな人生を歩み始めており、婚活を始めていることも自身のSNSで公表。
さらに趣味であるゴルフ・サウナ・麻雀・競馬など、多彩なプライベートの一面を積極的に発信しています。
女優としては2023年、テレビ東京系ドラマ『蜜と毒』で連続ドラマ初主演を務め、その後も舞台、グラビア、デジタル写真集など、表現の幅を広げる活動を継続。
また、将来を見据えて卵子凍結も経験するなど、人生設計に対して前向きで現実的な姿勢が伝わっています。
精神面でも離婚を機に吹っ切れた部分があるようで、落ち着いた気持ちで再スタートを切り、女優・タレントとして充実した日々を送っているのが現在の入来茉里さんの姿です。
なぜ今入来茉里が婚活・卵子凍結を公表したのか?
入来茉里さんが婚活や卵子凍結について公表したのは、離婚を経験したことで人生設計が大きく変わったことが背景にあります。
特に、元夫・柄本時生さんの再婚発表の直後に、入来さんは自身のSNSやメディアを通じてこうしたプライベートをオープンにし、「これからは自分らしく生きていく」という強い意思を示しました。
もともと入来さんは、「何歳までに結婚して子どもを」という人生計画を持っていたようですが、離婚によってその計画が一度リセットされる形に。
その経験が逆に転機となり、価値観を切り替えるきっかけになったと見られます。
2023年秋には髪をバッサリ切って心境の変化を表現し、そこからは麻雀・競馬・ゴルフ・サウナなど、自分の好きなことに積極的に挑戦。
グラビアやデジタル写真集など新しい表現活動にも前向きに取り組んでいます。
卵子凍結についても、「年齢や結婚に縛られずに将来へ備えるため」という、現実的で前向きな判断として受け止められています。
離婚を機に価値観が大きく変わり、「自分のペースで、自分の人生を自由に選ぶ」という入来さんらしい生き方がより明確になってきたタイミングだといえます。
【まとめ】
入来茉里さんは、離婚を経験しながらも前向きに人生を再スタートさせ、現在は教育番組のMCや女優業、舞台、グラビアなど多方面で活躍しています。
離婚後は「自分らしく生きる」ことを軸に、趣味を楽しみながら人生を再構築し、婚活や卵子凍結も将来に備えた選択として公表しました。
結婚・離婚を経て価値観が大きく変化したと語る入来さんですが、その変化は決して後ろ向きなものではなく、むしろ彼女自身をより自由にしたものと言えます。
今の入来さんは、女優としても一人の女性としても、とても充実している印象です。
これからどんな形で活躍の幅を広げていくのか、今後の動向にも注目が集まりそうです。

